「ロータリー係数」

ロータリー係数とは、税金の算出やモータースポーツ等のクラス分けの際、ロータリーエンジン車の排気量に乗算される係数（定数）。

ロータリーエンジンは、おなじ排気量のレシプロエンジンより高出力で燃費が悪い傾向があるため、実際の排気量で分類するとレシプロエンジンと不公平が生じる。そのため、実際の排気量にロータリー係数を掛けた数値が用いられることがある。

税制上のロータリー係数は１.５（２００７年現在）で、１３Ｂエンジンの場合１３０８cc×１.５＝１９６２と換算され、２０００cc以下クラスの自動車税が課税される。