「リングギヤ（リングギア）」
ring gear

リングギヤとは、ＭＴ車のフライホイール（ＡＴ車のドライブプレート）の円周外縁やデファレンシャルギヤに組み付けられる環状の歯車。

フライホイール（ドライブプレート）のリングギヤは、エンジン始動時にスターターモーターのピニオンギヤが噛み合い、エンジンを起動させる。

デファレンシャルギヤのリングギヤは、車速センサーが取り付けられるもの。もしくはトランスミッションの出力軸の回転を最終的に受けるもので、ファイナルギヤとも呼ばれる。

ファイナルギヤとは、最終減速ギヤ。

トランスミッションで変速されたエンジン回転は、デファレンシャルギヤの外周に取り付けられたこのギヤで最終的に減速されてタイヤに伝わるため、こう呼ばれる。

ファイナルギヤの変速比（＝最終減速比）によって、燃費重視や加速重視といったおおまかな車の性格が決まる。

つまり、ファイナルギヤの変更はタイヤの外径を変えるのと同じ効果があり、変速比のより大きいギヤに変更することで加速性能を向上させることができる。

ちなみにスピードはエンジン回転数÷変速比÷最終減速比×タイヤの外周距離で求めることができる。

同義語　デフファイナル、リングギヤ

関連　ＭＴ、フライホイール、ＡＴ、ドライブプレート、デファレンシャルギヤ、スターター、トランスミッション、最終減速比、デファレンシャルギヤ、トランスミッション、変速比、ハイギヤード、ローギヤード

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