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ATとは、Automatic Transmission(オートマチック・トランスミッション)の略で、自動変速装置のこと。
MT車で必要なギヤチェンジやクラッチ操作を自動化したもので、運転が楽なのが最大の特徴。現在では市販車の9割がAT車になっている。
ATの機構としては、トルクコンバーターと複数段のギアを組み合わせた通称トルコン式というオーソドックスなものと、変速に段付きがないCVT式、MT以上の伝達効率を誇るDCTなどがある。
運転が楽なのが最大のメリットだが、MTより比較的伝達効率が悪く燃費や動力性能で劣りがちである。
またドライバーの意図しないタイミングでギヤチェンジしたりするのでスポーツ走行には不向きなものが多いー。
現在はコンピューター制御で学習機能を持たせたり、マニュアルモードを付けてスポーティにしたものや、MTをベースにクラッチ操作を自動化したセミATなど様々なものがある。
クラッチ操作が不要なため、比較的ご年輩には「ノークラ」と呼ぶ方もいる。
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