「気筒休止システム」

気筒休止システムとは、エンジンの運転状況に応じて一部または全部のシリンダーを休止させるシステム。

主に、低燃費化を目的に低負荷走行時に作動するもので、可変バルブ機構などを用いて吸排気バルブを停止させるとともに、燃料供給を止めることで目的のシリンダーを休止させる。

気筒休止時の振動低減や、休止と運転の切り替え時の出力変化の抑制などが難しく採用例は少ない。

採用例　キャデラック（１９８１年Ｌ６２Ｖ８−６−４エンジン）、ホンダ・ＶＣＭ、三菱・ＭＩＶＥＣ−ＭＤ、クライスラー・ＭＤＳ、ＧＭ・Displacement on Demand

同義語　気筒休止エンジン、可変排気量エンジン

関連　燃費、可変バルブ、シリンダー

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