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GTOとは、Gran Turisumo Omologata(グランツーリスモ・オモロゲート)の略で、そもそもはGTカーレースの公認(ホモロゲーション)取得車両という意味のイタリア語。グレートティーチャー某ではない。
代表車種としてはフェラーリの元祖スペチアーレ・288GTO(1984年)やポンティアックGTO(1964年)、日本車としては三菱ギャランGTO(1970年)や三菱GTO(1990年)などが知られる。
1990年にデビューした最上級スペシャリティカー三菱GTOは、ミッドシップスポーツカーのようなスタイルながら、3リッターV6エンジンをフロントに搭載する4WDスポーツで、ツインターボや4WS、自動可変エアロなどのハイテクを満載する、まさにバブルの申し子のような車であった。
現在でこそランエボにお株を奪われているが、トルク40キロ以上を発生するツインターボエンジンは1.7トンの車重を忘れさせる強烈な加速を発揮。
そのテイストは、大トルクを活かしてストレートを豪快に走るアメリカンなもので、同時期にデビューしたニッサン・スカイラインGT−Rやホンダ・NSXとは趣を異にしていた。
国内初の50偏平タイヤ装着やゲトラグ社製6MT、APロッキードのブレーキ採用など話題性は高い車であった。
ちなみに、この車名は初代ギャランのスポーツモデルに与えられていたサブネームに由来する。
関連 グランドツーリングカー、ホモロゲーション、スペチアーレ、三菱、ミッドシップ、V型エンジン、4WD、ツインターボ、4WS、エアロ、アクティブエキゾーストシステム、ランエボ、GTR、NSX、偏平タイヤ、ゲトラグ、MT、ギャラン、MR、FTO
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