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CDIとは、点火装置のCapacitive Discharge Ignitionの略。あるいはメルセデスベンツのコモンレール式直噴ディーゼルエンジン(Common rail Direct Injection)のこと。
前者は、バッテリーの電圧をアンプ(電気回路)で数百ボルトに増幅し、これをキャパシター(=コンデンサ)に蓄えて点火時期にあわせてイグニッションコイルに放電する装置。
電圧が安定し、電圧の立ち上がりスピードも普通のコイル点火式より早いため、より強力で正確なタイミングでスパークプラグを点火できる。
バイクやレース用エンジンなどに用いられることが多い。
関連 アンプ、イグニッションコイル、点火時期、スパークプラグ、MDI、ポイント式点火、フルトランジスター点火
コモンレールとは、高性能ディーゼルエンジンに用いられる超高圧燃料噴射システム。
このシステムは、燃料をシリンダーに噴射する前にコモンレールという筒の中に超高圧で貯めておき、コンピューター制御でもっとも燃焼効率が高まるタイミングで噴射する。
1600気圧以上の超高圧噴射で微細な霧状になった燃料は、まんべんなく燃焼され排ガスのクリーン化を実現する。
環境問題に関心が高まる昨今、もともと燃費の良いディーゼルエンジンの排ガスクリーン化に大きな注目が集まっており、その中核をなす技術として期待されている。
関連 ディーゼル、CDI、ピエゾ式インジェクター、クリーンディーゼル
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