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クリーンディーゼルとは、1990年代後半より登場した、環境に優しい新世代のディーゼルエンジンの総称。
ディーゼルエンジンはもともとガソリンエンジンより熱効率が高くて燃費がよくCO2排出量も少ないというメリットがあるが、有害な粒子状物質(PM)や窒素酸化物(NOx)を多く排出する傾向があった。
これをブレイクスルーしたのが、PMを低減するコモンレール式直噴機構やDPF、NOxを低減する尿素SCRシステム、コールドEGR等の革新的な技術である。
特にヨーロッパでは、クリーン化に加えて低燃費・高出力のディーゼル乗用車の開発が進み大幅な普及をみせている。
日本ではディーゼルの悪いイメージが強く、自動車メーカーも国内導入に及び腰だが、ガソリン車並みの規制値となるポスト新長期規制導入(2009年10月)に先駆けて、日産から2008年にクリーンディーゼル搭載のエクストレイルがデビューした。
関連 ディーゼル、燃費、PM、NOx、コモンレール、DPF、DPR、尿素SCR、コールドEGR
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