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セタン価(セタン指数)とは、ディーゼルエンジンに使用される燃料(軽油)の着火性の良さの指標で、これが高いほど着火性がよいことを表す。
この指標は、着火しやすい成分の代表n−セタン(ヘキサデカン)をセタン価100とし、着火しにくい成分の代表ヘプタメチルノナン(イソセタン)を15として標準燃料を作り、対象の試料燃料(軽油)がどの混合比の標準燃料と同じ着火性を持つかを示しており,JIS規格では特1号/1号軽油が50以上、2号/3号/特3号軽油が45以上と規定されている。
ちなみに、セタン価60はオクタン価0、セタン価0はオクタン価100に相当する。
関連 軽油、JIS、ディーゼル、ノッキング、ディーゼルノック、標準燃料、試料燃料、アンチノック性、CFRエンジン、オクタン価、添加剤
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