「MR−S」
エムアールエス


MR−Sとは、MR2の後継として1999年にデビューしたトヨタのミッドシップオープン2シータースポーツ。

ベースとなるセリカのダウンサイジングに合わせ、それまでのハイパワーリアルスポーツ路線から決別。クラシカルな外観と、よりミッドシップらしい軽快なハンドリング、高いコントロール性を得て、軽快なエントリースポーツに転身した。

搭載される1.8リッター直列4気筒NAの1ZZ−FEエンジンは140馬力を発揮。現代ではパワフルとはいえないが、1トン弱の軽量ボディと相まって軽快な走りを楽しむに十分な性能を持ち合わせる。

また、トランスミッションは一般的な5MTのほかにクラッチレスのシーケンシャルMTが採用され話題を呼んだ。

しかし、路線変更でMR2時代のファンの多くを失い、スペック・キャラクター的にも世界の名車マツダ・ロードスターとカブってしまったためか、もう一つ人気が出ないままそのモデルライフを終えてしまった。

プアマンズポルシェ(ボクスター)と言われても、せめて190馬力の2ZZ−GEエンジンが搭載されていればもっと魅力的だったのに・・・。

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