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SH−AWDとは、Super Handling All-Wheel-Drive(スーパーハンドリングAWD)の略で、2004年デビューのホンダ・レジェンドに採用された「四輪駆動力自在制御システム」という名のフルタイム4WDシステム。
ドライバーの運転操作や走行状況から最適な前後左右の駆動力配分を行うもので、機構のキモとなるリヤデファレンシャルによって前後配分を30対70から70対30、後輪左右配分を100対0から0対100まで無段階に制御。特にコーナーリング時には外側になる後輪を増速し、駆動力で積極的に車を曲げる。
VSAとも協調し、4つのタイヤ性能を有効に活用できるようになったことから、高級車としての乗り心地を損なうことなく運動性能の飛躍的な向上を実現した。
似たような電子制御4WDとしてランエボのAYC+ACDが思い浮かぶが、SH−AWDは前後輪の駆動力配分まで行う点で一歩先を行く。
関連 AWD、4WD、フルタイム4WD、デファレンシャルギヤ、VSA、ランエボ、AYC、ACD、フィードフォワード、VTM−4
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