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R390とは、1997年にル・マン24時間耐久レースでの勝利を目指して開発された日産のレーシングカー。
二人乗りのカーボンファイバー製モノコックボディに650ps/70kgmを発揮する3.5リッターV8ツインターボエンジンを搭載。かつてのグループCカーを彷彿とさせるミッドシップレーシングカーである。
参戦初年度、いきなり予備予選で最速タイムを叩き出し注目を集めたが、耐久性等の問題により決勝では満足いく結果は得られなかった。この経験をもとに、翌98年は星野一義、鈴木亜久里、影山正彦のドライブで3位入賞を果たした。
ちなみに、「一般公道を走れるベース車両を一台以上製作しなくてはならない」というル・マンのレギュレーションにより、「価格は1億円」とも噂されるロードバージョンが製作されオーダーも入ったが、ついに市販されることはなかった。
関連 ル・マン24時間耐久レース、日産、カーボンファイバー、モノコック、V型エンジン、ツインターボ、グループC、ミッドシップ、レギュレーション
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