「プリンス自動車」

プリンス自動車とは、「立川飛行機」と「中島飛行機（現：富士重工）」を前身に持つ日本の自動車メーカー。

戦後、立川飛行機の米軍接収に伴い自動車メーカー「東京電気自動車」として独立。以後「たま電気自動車」〜「たま自動車」と社名変更を経て、１９５２年、皇太子殿下（現天皇陛下）の立太子礼を記念して再度社名変更し「プリンス自動車工業」が誕生した。

社名の通り天皇家の御料車を製造するとともに、初代スカイライン、初代グロリアを製造。優れた性能で好評を博した。

このころブリヂストン系の資本下にあったが、自動車の輸入自由化を控えた１９６６年に政府等の進める業界再編によりニッサンと合併。

その後、ニッサンが経営難に陥るまでは販売系列名としてプリンスの名が継承されていた。

関連　ニッサン、御料車、富士重工業、スカイライン、グロリア、ブリヂストン

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