「御料車」
ごりょうしゃ

御料車とは、宮内庁の所管に属し、天皇および皇族が乗車するための車両。

２００６年からは、それまで３０年以上にわたって御料車を務めていたプリンス・ロイヤル（現・日産）の老朽化にともない、トヨタ自動車の特注車センチュリーロイヤルにバトンタッチされた。

ちなみに、御料車は道路運送車両法施行規則第１１条２項に基づき、一般的なナンバープレートの代わりに、直径約１０cmほどの円形で銀色のプレートに金文字で「皇」の文字と算用数字が縦に浮き出た標識が取り付けられる。また、公務走行中は金の菊花紋章が入った黒いプレートが付される。

初代　　デイムラー・ランドレー（１９１３〜１９２７）
二代目　ロールスロイス（１９２１〜１９３６、１９５７〜）、ロールスロイス・オープンカー（１９９０〜）
三代目　メルセデス・ベンツ（１９３２〜１９７０）
四代目　ＧＭ・キャデラック（１９５１〜１９７０）
五代目　プリンス・ロイヤル（１９６７〜）
六代目　トヨタ・センチュリー（１９８９〜）、センチュリーロイヤル（２００６〜）

関連　ロールスロイス、プリンス自動車、日産、トヨタ、ナンバープレート

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