「Ｐ１１」

Ｐ１１とは、９５年以降に生産された、ニッサンの二代目プリメーラの車輌型式。

５ナンバーサイズの４ドアセダンで、初代（Ｐ１０）よりもホイールベースを拡大し、後席の居住性向上が図られた。

初代と同様、直列４気筒エンジンを横置きに搭載するＦＦだが、９７年のマイナーチェンジでは２リッターＮＡから１９０馬力を発揮するＮＥＯ−ＶＶＬエンジン搭載モデルを追加。６速マニュアルモードを備えたＣＶＴも選べるようになった。

脚回りは初代からのフロントマルチリンクサスペンションに加え、リアにもマルチリンクビームサスペンションを採用。初代で不評だった乗り心地の改善に努められたが、プリメーラらしさという点では個性を大きく失ってしまった。

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