「ミッションブロー」
transmission broken

ミッションブローとは、トランスミッションが壊れること。

ギヤが変わらない、ギヤが入らない、特定ギヤあるいは全てのギヤで動力が伝わらない等の症状が挙げられる。

ハードな走行（サーキット走行など）を頻繁に繰り返したり、ギヤオイル（ＭＴＦ／ＡＴＦ）交換などのメンテナンスを怠ったり、ラフな変速操作（シフトレバー、クラッチ、回転合わせ）などによって発生するもので、シンクロの摩耗や潤滑不良、ＡＴ油圧経路の詰まりなどが発生し、ＡＴでは変速ショックが大きくなったり、ＭＴではギヤが入りづらい、ギヤ鳴り、ギヤ抜けといった症状が次第に悪化していき、最終的にギヤ欠け、シフトフォーク折損、シャフト折損などでブローに至る。

普通であればＭＴ＞ＡＴ＞ＣＶＴの順で耐久性が高いが、特に大パワー＆ハイグリップタイヤのチューニングカーは要注意。クラッチ蹴りやシフトロックで即ブローする場合もある。

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