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空燃比とは、エンジンに吸入される空気と燃料の比率(重量比)のこと。
ガソリンエンジンの場合、理論的には空気が14.7に対しガソリン1の比率で完全燃焼となり、出力・燃費共に理想的な状態といえる(理論空燃比)。
しかし、実際にエンジンの求める空燃比は冷却水温や負荷などで変化するため、コンピューター制御などによってコントロールされている。
例示すると、始動時は5:1、低回転・アイドリング時は12:1、低負荷な中速時は14〜17:1(経済空燃比)、スロットルバルブ全開時は13:1(パワー空燃比)等となる。
また、最近のエンジンは低燃費化のため低負荷な中速時に極端に燃料を薄めた希薄燃焼(リーンバーン)を行うものが多くなった。
同義語 A/F、混合比
関連 燃調、ストイキ、リーンバーン、O2センサー、空燃比計、リッチ、リーン、アイドリング、スロットルバルブ、クローズドループエリア
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