「エコカー減税」

エコカー減税とは、２００９年４月からスタートした環境対応車普及促進税制の通称。

ハイブリッドカーや電気自動車（ＥＶ）などの次世代車や低排出ガス車と燃費基準適合車を対象にその環境性能に応じて自動車取得税（地方税）と自動車重量税（国税）、自動車税（Ｈ２４年３月３１日までに新車登録した翌年度に適用）、軽自動車税（Ｈ２７年度より）を軽減する制度。

減税率はとしては、Ｈ１７年排出ガス基準より７５％低減レベル（星４つのＳＵ−ＬＥＶ）を前提に、平成２２年度燃費基準＋２５％以上達成車の場合、取得税・重量税ともに７５％減税（ハイブリッドカーは全額免除）、購入翌年度の自動車税が概ね５０％減税。平成２２年度燃費基準＋１５％以上達成車の場合、取得税・重量税ともに５０％減税、購入翌年度の自動車税が概ね２５％減税となる。

自動車取得税は、消費税率を１０％に引き上げた時点で廃止される予定だが、消費増税の延期をうけ、２０１５年度以降も取得税とエコカー減税が存続することとなった。ただし、より厳しい「２０２０年度燃費基準（平成３２年度燃費基準）」の達成が条件となる。また、これまで減税されなかった軽自動車税も減税対象となる。

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