「デュアルジェットエンジン」
DUAL JET ENGINE


デュアルジェットエンジンとは、2013年にスズキ・スイフトに初搭載されてデビューしたガソリン・レシプロエンジン。飛行機のジェット推進エンジンとは関係ない。

排気量1.2リッターの直列4気筒エンジンで、燃焼室形状を小型最適化し圧縮比を11.0から12.0に高めるとともに、燃料の霧化に適したインジェクターを燃焼室に近い位置に1気筒当たり2本設置(デュアルジェット)。また、クールドEGRシステムや冷却性能の向上、低フリクション化の徹底により、ノッキングを抑制しつつ高出力・低燃費を実現。

直噴エンジンより低コストながら、ベースとなったK12B型エンジンと同等の出力を維持しつつ約21%の燃費性能を改善し、ガソリンエンジンでトップクラスの26.4km/l(JC08モード)の低燃費を実現した。

関連 スズキレシプロエンジン燃焼室圧縮比インジェクタークールドEGRフリクションノッキング低燃費直噴JC08モード

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