「ド・ディオンアクスル」
de Dion axle


ド・ディオンアクスルとは、フランスにあったド・ディオン・ブートン社が開発したRWD車用リヤサスペンション機構。

リジットアクスルの発展型で、左右のタイヤを鋼管チューブなどで連結したものをラテラルロッド等で車体に取り付け、駆動力は車体側に固定されたデファレンシャルギヤからドライブシャフトで車輪に伝達される。

左右のタイヤがつながっているため、片方のサスペンションの動きがそのまま反対側にも伝わってしまう欠点はあるが、デファレンシャルギヤの位置が固定されるので車体の床を低くでき、バネ下重量が軽いので乗り心地や走行安定性にも優れる。

1930〜50年代のレーシングカーやスポーツカーに多く採用されたほか、現代ではホンダの誇るミッドシップ軽・アクティ/バモスやコンパクトカーの4WD仕様などに採用されている。

関連 アクスルRWDサスペンション車軸懸架ラテラルロッドデファレンシャルギヤバネ下重量ミッドシップ4WD

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