「Ｂ４」
ビーフォー

Ｂ４とは、スバル・レガシィの３代目以降のセダンモデルに付けられたサブネーム。

それまで、ワゴン人気の陰で不人気街道まっしぐらのセダンであったが、１９９８年３代目へのモデルチェンジを機にＢ４というスポーツモデルのみに特化。

走りに定評のあるワゴンと同じく、５ナンバーサイズのボディに低重心と抜群のスタビリティを誇る水平対向エンジン＋４ＷＤを採用。

潔いコンセプトと生来からの高い走りの資質が見事に結実し、４ＷＤプレミアムスポーツセダンという新しい価値を創造し人気を博した。

デビュー当初は全車２リッター４気筒で、１５５ｐｓのＮＡエンジンのＲＳと２８０ｐｓターボエンジンのＲＳＫをラインナップ。５ＭＴと４ＡＴを選ぶことができ、特にＲＳＫのＡＴではハンドル上でシフトチェンジができるスポーツシフトとともに、不等可変トルク配分電子制御４ＷＤを採用。さらにビルシュタインの足回りや２．５リッターエンジン搭載モデルも登場し、人気を不動のものとした。

２００３年登場の４代目ではついに３ナンバーサイズのワイドボディとなるが、徹底した軽量化や低重心化により更に優れた運動性能を実現。３リッター６気筒モデルも追加され、ますます魅力が高められた。

ちなみにＢ４とは、ボクサーエンジンと４ＷＤのイニシャルであるが、高性能セダンを意味するベルリネッタと４ドアという意味も込められている。

関連　スバル、レガシィ、セダン、ワゴン、水平対向エンジン、４ＷＤ、スタビリティ、ＮＡ、ターボ、ビルシュタイン、ボクサーエンジン、ベルリネッタ、シンメトリカルＡＷＤ、ブリッツェン、ＲＳ、ＲＳＫ

Tweet