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アウトビアンキとは、1955年から1992年まで存在したイタリアの小型自動車メーカー。
もともとは自転車会社ビアンキの自動車部門であったが、第二次世界大戦後の経営不振によりフィアットとピレリの資金援助を受けアウトビアンキとなった。
フィアットグループの中では小型車の新しい技術を試すパイロットブランドとしての役割を担うこととなり、1969年にデビューしたアウトビアンキA112で世界的に有名に。ボクシーなスタイルを持つコンパクトなFF2ボックス車で、アバルト仕様などがラインナップされ日本でもミニに代わる本格的ボーイズレーサーとして人気を博した。
1985年には後継車となるアウトビアンキY10がデビュー。日本ではマツダのオートザム店でも販売された。
イタリア本国などではランチアY10として販売されたが、1992年に生産終了となりランチアY(イプシロン)への世代交代をもってアウトビアンキのブランドも消滅してしまった。
関連 FIAT(フィアット)、FF、2ボックス、アバルト、オートザム、ミニ、ランチア、イタ車(いたしゃ)
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