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ゼロキールとは、F1のフロントサスペンションで、ロアアームの取り付けにキールを用いずノーズの下端に直付けする方式。
マクラーレンが先鞭をつけた方式で、単純にサスペンションとして考えるとアームの角度などに無理が出やすくメカニカルグリップの確保が難しいが、ロアアームの取り付け剛性が高く、なりよりノーズ下の空間にキールやアームが無いことで床下空気流をスムーズにでき、クルマ全体としてのダウンフォースを高める効果が期待できる。
2006年まではシングルキール(フェラーリ他多数)やVキール(ルノー)、ツインキールなどの方式と優劣を競ったが、メカニカルグリップよりエアロダイナミクスの優先される現代F1ではゼロキールのメリットが多いようで2007年には主流となった。
関連 キール、F1、サスペンション、ロアアーム、マクラーレン、アーム、ダウンフォース、メカニカルグリップ、エアロダイナミクス
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