「裏組み」
うらぐみ

裏組みとは、左右のタイヤで内側外側が入れ替わるようホイールに組み替えて装着すること。あるいは回転方向や内側外側の指定のあるタイヤを逆向きに装着すること。

前者は、サーキット走行やキャンバーなどが原因でタイヤが偏摩耗（片減り）した対策として行われる。

この場合、裏組みしてタイヤの磨り減っていない部分を使用することでタイヤの寿命を有効に使うことが出来る。ただし、裏組みした直後はタイヤの接地面が減少して本来の性能が発揮できないので、馴染むまで注意が必要。

後者については、裏組みするとグリップ力が向上するとかまことしやかな噂がある。

真偽の程は定かではないが、タイヤは正規方向での使用が大前提であり、本来の性能が発揮されないばかりか脱落の危険性や降雨時の排水性が損なわれ危険なため、指定方向の裏組みは絶対に止めましょう。

同義語　逆組み

関連　キャンバー、グリップ

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