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GC8とは、92年に誕生し、WRCで勇名を馳せたスバルの初代インプレッサWRXの車輌型式。
レガシィの下に位置するコンパクトクラスの車ながら、4気筒ボクサーエンジン+4WDというレガシィ譲りのスバルらしいメカニズムを採用し、スタイリッシュな4ドアセダンとワゴンをラインナップ。後にクーペモデルも追加され、ワイドボディと2.2リッターエンジンで武装した「22B−STi」が限定生産された。
主力となるWRX系は、2リッターDOHCターボで武装。ランサーエボリューションと絶好のライバルとなり、WRCの実戦以外でもあらゆる場でしのぎを削った。特に、ラリーホモロゲーション用のSTiバージョンは、ランエボの進化に呼応して次々と進化。最終的に300馬力を絞り出すモンスターマシンへと成長していった。
2リッターターボ+4WDという図式こそランエボと同じだが、オーバーステアを善しとするスバル独自の哲学に基づく4WDシステムと、ボクサーエンジンゆえの高回転志向など、その性格はまた格別の個性を放つ。
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