「ECVT」
イーシーブイティー


ECVTとはElectro Continuously Variable Transmissionの略で、1984年に富士重工がオランダのVDT社と協同開発した世界初の電子制御電磁クラッチ式無段変速機(CVT)。

今でこそ一般的になった金属ベルト式CVTのパイオニア的存在である。

最大の特徴は、クラッチ機構にトルコンではなく電磁クラッチを用いたことで、CVTならではのスムーズで効率的な変速と高い伝達効率を実解した。

しかし、電磁クラッチの半クラッチ制御が不十分で、発進や低速走行でギクシャクしてしまう難点があった。

この時代はまだMTが主流ということもあり、トルコンのクリープ現象を嫌いあえて電磁クラッチが採用されていた。

代表採用車種 スバル:ジャスティ、レックス、サンバー、ヴィヴィオ、ドミンゴ、日産:マーチ1300、フィアット:パンダ、ウーノ

関連 CVT富士重工クラッチトルコン半クラッチMTクリープ現象

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