「ドリルドローター」
drilled rotor

ドリルドローターとは、表面に多数の穴が開けられたブレーキローター（ディスク）。

多数の穴によってローターの表面積を増やすとともに通気性を向上することで、冷却性能を高めてフェード現象の発生を抑制する。また、わずかながら軽量化も実現する。

レーサーレプリカのバイクなどによく見られるが、四輪ではレーシングカーのほか、スカイラインＧＴ−ＲやＲＸ−７など第一級のスポーツカーへの採用に限られる。

見た目だけでも高性能を主張するインパクトがあるが、熱変形でクラック（亀裂）が入りやすい欠点もあり、チューニングカーレベルでは敬遠されがちでもある。

関連　ディスクブレーキ、フェード、スリットローター、ＧＴ−Ｒ、ＲＸ−７

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