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1975年、米GMの副社長であったジョン・ザッカリー・デロリアンが、自らの理想とする車作りのために会社を辞めてDMC(DeLorean Motor Cars)社を設立。
そして1981年に誕生した第一号車が、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のタイムマシンとして知られるデロリアンことDMC−12。
プジョー、ルノー、ボルボの共同開発による2849ccV6エンジン「PRV」を搭載するRRのスポーツカーで、開発をロータス、デザインをジウジアーロが担当。
ステンレスむき出しのボディにガルウイングドアを採用し、秀逸なデザインや話題性から人気を博した。
しかし、劣悪な品質管理や資金難、そしてデロリアン本人が麻薬容疑で逮捕されるなどして、DMC−12を8583台生産したのみで1983年に倒産してしまった。
とはいえ、映画の影響やそのスタイルに惚れ込んだ人も多く、世界中に熱狂的な支持者を有している。
関連 ジウジアーロ、ロータス、ガルウイング、RR、プジョー、ルノー
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