「ブーレイ顔」

ブーレイ顔とは、フランス人自動車デザイナー、オリビエ・ブーレイ（Olivier Boulay）氏の主導でデザインされたクルマの特徴的な顔（フロントマスク）の俗称。

主に、２００１年より乗用車デザイン本部長としてダイムラークライスラー社から派遣されていた際の三菱車を指す。三菱マークをモチーフとした大胆なデザインが展開され、ブランド・アイデンティティーの確立が図られた。

従来の三菱車よりデザイン性を重視した外観で賛否あったが、結局のところ社内外含め混血デザインへのアレルギー反応からか、フェードアウトされつつあるようである。

なお、オリビエ・ブーレイ氏は三菱以外にもメルセデスベンツやポルシェ、マイバッハ、スバルをはじめ、日・仏・伊・独の自動車メーカーで様々なクルマのデザインを手がけている。

代表車種　三菱・コルト（デビュー時）、ランサー（ランエボVIII）、グランディスほか同世代の三菱車、スバル・レガシィ（二代目）

関連　三菱、スバル、メルセデスベンツ、ポルシェ

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