「ブガッティ」
BUGATTI

ブガッティとは、１９０９年にエットーレ・ブガッティによって創設されたフランスの自動車メーカー。

数々の量産レーシングスポーツカーを生産し、ル・マン２４時間耐久レースには第一回大会から出場。１９３７年には総合優勝も飾っている。しかし、その後自動車生産は縮小し、「走る宝石」と呼ばれたブガッティは消滅していった。

その後、１９８７年にイタリア人実業家が突如としてブガッティの商標を入手。１９９１年にはエットーレ・ブガッティの生誕１１０年を記念して、Ｖ１２エンジンに４つのターボを装着したモンスターマシン「ＥＢ１１０」が新生ブガッティの第一号として発表された。しかし、ＥＢ１１０を僅か１５４台生産したのみで倒産した。

同社の技術者達はパガーニ社を設立し独自路線を歩むこととなったが、ブガッティの商標は１９９８年にフォルクスワーゲンが入手。更なるモンスターマシン・ヴェイロンを完成させ、新たな歴史を刻み始めた。

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