スポーツ走行をするならブレーキパッドとフルードだけは最低限かえておきたい。
プロジェクト・ミュー コンプB for ジムカーナ
ジムカーナでの使用を前提にコントロール性を重視し、低温域からの制動力を確保。
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コントロール性重視のパッドで、前後セット交換時の効きはリア寄りのバランス。ブレーキで向きを変える運転スタイルに最適。
さすがにサーキットの連続走行ではフェードしてしまうが・・・。
プロジェクト・ミュー N-5000
ローター適正温度100〜800度。耐久レースなどで求められる耐久性、高速域からのフルブレーキング時の制動安定性などに優れた耐久レース専用ブレーキパッド。
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効きはマイルド。踏力でコントロールしやすい。
耐久用だけにライフが非常に長く、よほどでなければフェードもしない。適正温度以下の街乗りでも十分な制動力を発揮している。
ブレーキが暖まるまではスポーツ走行では効きが甘い。
ローター攻撃性が強くダストが多いのと値段が少し高いのが難点。
プロジェクト・ミュー コンプB for ジムカーナ(ノンアスベスト)
フロント同様コントロール性を重視しながら、サイドターンに必要な制動力を発揮。
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初期制動が強いため、特にウェット路面ではテールハッピーになりがち。峠での使用は危険。
前後セットで使うとフットブレーキでは先にリアがロックするが、サイドでロックさせるには結構な腕力が必要。
パッド鳴きはやはり大きく、ダストも凄い。
ノンアスは安さも魅力。
プロジェクト・ミュー N-3000
オールマイティなスポーツパット。
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フロントの5000番とのセットは、ブレーキ残しで向きを変えるスタイルのドライバー向き。
純正のDOT3では、サーキット走行をするとすぐにベーパーロックしてしまい役不足。走りを嗜好するなら必ず換えておきたいモノの一つ。
HKS スーパーDOT4
DOT5並みの沸点とDOT3並みの耐湿性で、ストリートからサーキットまで幅広く対応。
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ベーパーロックの心配はほぼ皆無。
ただしサーキットを何十周も走行したらエア抜きは必須。
RIGID マスターシリンダーストッパー
バルクヘッドのたわみから発生するマスターシリンダーの振動を抑制することにより、ダイレクトなペダルフィーリングを実現する。
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RIGIDとCUSCUは点支持型で、ほとんど同じ物のようだ。
EG6はボディ剛性が高いとはいい難く、マスターシリンダーストッパーだけでは役不足。ペダルタッチの向上は体感し難い。
面支持で、もっと剛性のありそうなプロジェクト・ミューやSPOON等のストッパーがほしいところ。
現在は、パワーチャンバーに干渉するため撤去。ミューやSPOONのなら干渉しないかも。