ハイレスポンスを実現する3.5kg超軽量フライホイール。
インプレ
低速トルクが若干薄くなるが、アイドリングのバラツキもなく俊敏なアクセルレスポンスを実現。
少々慣れが必要だが(初めて乗る人は必ずと言っていいほどエンストする)、慣れればこのレスポンスは病みつきになる。
真夏にエアコンフル稼働のとき信号待ちなどでクラッチを切ると、ごくまれにエンストするのはご愛敬。
軽量なメタルディスクと圧着力を強化したカバーで、VTEC-POWERを余すところ無く伝達する。
インプレ
伝達能力に関しては二重丸だが、特にストリートメインの方にはお勧めしない。
まず、半クラの幅が極端に狭い。半クラのときには派手に異音が出る。
以前GABのメタルクラッチを入れていたが、同じ様な状態だった。
それでも半クラを多用したためか、GABは2万kmくらいで使いきってしまった。
ラフなクラッチワークを頻発すると、フェーシングが割れる等のトラブルが起こる。
滑らない分駆動系への負担が増えるので、丁寧で正確なクラッチワークやアクセルワークが必要。
フライホイールを摩耗させたりクラッチトラブルが多いので現在ディスクはDC2インテR純正を使用。
強化カバーは、ノーマルの軽すぎるクラッチペダルが多少重くなるので、乗り易さも向上する。
駆動力を無駄なく路面に伝えるためのアイテム。
ブレーキ、サスペンションに次いでスポーツ走行には欠かせない。
インプレ
1.5Wayで、確実なトラクションと減速時の安定性を実感。
KAAZとほぼ同じもののようだ。
ミッションオイルによっては低速時にパキパキ音と振動が出る。(メタルクラッチの半クラ音と相まってアブノーマルを演出する)
減速比を純正の4.4から4.929に変更することで、加速重視にするもの。
インプレ
各ギアでの最高速は落ちるが(2速8500回転で約90km/h)、その分加速性が向上。本格的に走るならオススメの一品。各ギア間の回転差は変わらないのですぐに慣れる。
1速ギアが若干低くなりすぎるのが難点か。
195/55R15のタイヤ装着時の回転数〜速度目安表(km/h) | ||||||
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シフトはスムーズ、LSDはバキバキ。ニュートラルでクラッチを繋ぐと結構粘っているようだが、ストップアンドゴーに近い状態を繰り返すジムカーナでは、硬めのオイルのほうが安心なようだ。
ほか、今まで使ったオイルのインプレを少々。
BP X9118S 75W−90
シフトはスムーズ、低速大蛇角時にLSDがパキパキといかにも効いている音がする。
FET 75W−90
シフトはスムーズ、低速大蛇角時にLSDがパキパキといかにも効いている音がする。オイルは結構サラサラ。
FET 75W−140
シフトは同じくスムーズ、LSDはまれに音が出る程度。パキパキ音がいやな人にはお勧め。
REPSOL 75W−90
FET 75W−90とほぼ同じフィーリング。シフトが若干硬い。
BP X7117
シフトは硬めでFETやREPSOLに慣れているとシフトミスしがち。LSDは全く音がしない。
SUNOCO 75W−140
シフトは硬め、LSDもパキパキ。
ダッカムズ 75W-140
シフトはスムーズだがFETよりやや硬め。LSDは全く音がしないが、距離を走ってくるとパキパキ鳴り出してくる。
NUTEC 75W-140
シフトはスムーズだがLSDはパキパキよく鳴る。
シビックやインテグラはノーマルでもぎりぎりのシフトストロークなので、クイックシフトはミッションを壊す原因になる。
強化ブッシュでカチッとしたフィーリングに。
インプレ
強化エンジンマウントとの相乗効果でしっかりしたシフトフィーリングを実現。
ミッションが激しく振れるとシフトブッシュから音が出るので、グリス等を塗布したい。
社外品も出ているが、タイプRやインテグラの純製品を使うという手もある。
またEK9シビックRのシフトレバーはショートストロークになっていて、フィーリングがイイらしい。