「クロスカントリー４ＷＤ」
cross country 4WD

クロスカントリー４ＷＤとは、野に山に川に、道無き道を走ることを想定して作られた４ＷＤ車のこと。ＳＵＶやクロカン四駆などと略して呼ばれることも多い。

強固なボディにタフな４ＷＤシステムや高い車高、大径タイヤを組み合わせることで、高い悪路走破性を誇る。

その走行性能を実現するために、車重が重い、燃費が悪いといったデメリットの他、伝達効率を最優先した４ＷＤシステムゆえにタイトコーナーブレーキング現象という弊害も発生する。一般道を走行するのに適した車とは言い難い。

バブル期に大ブームとなるが、多くは街乗りにしか使われずその走行性能を発揮されることは少なかった。

逆に性能を過信して、川の真ん中で動けなくなったり自然環境を破壊したりする「にわかアウトドア人間」も大量に発生し社会問題にもなった。

代表車種　レンジローバー、ジープ、パジェロ、ランドクルーザー、サファリ、ジムニー

関連　パートタイム４ＷＤ、タイトコーナーブレーキング現象、デフロック、デュアルレンジ、トランスファー、ライトクロカン、ＳＵＶ、４ＷＤ、オフ車、ラダーフレーム、ハイリフト、ボディリフト、スリーアングル、カンガルーバー、ヒッチメンバー、ウインチ、ＤＡＣ（ダウンヒル・アシスト・コントロール）、シュノーケル

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